Loves Jack Jack Stories 安藤桃子

映画監督にして小説家の安藤桃子さん。映画「カケラ」(2010年)も、映画化もした小説「0.5ミリ」(2011年)も、誰が読んでも共感する人間のストーリーだ。

安藤桃子

物語をつむぐことにおいて、すぐれた才能をみせる安藤さん。そんな彼女にとってのジャック ダニエルの魅力は、同じように人と人をつなぐところにあると言う。

「私はイギリスに住んでいたとき、ロックやパンクが好きでよくライブハウスに行っていました。その頃、ジャック ダニエルのボトルを1本買って、大切に大切に友人達と飲み交わした思い出があります。」

友だちと楽しく過ごそうという時に好きな飲み方は、ジャック ダニエルをコーラで割った、ジャック&コーラ。でも、臨機応変にその場に応じて飲み方は変わる。それに対応してくれるのも、ジャック ダニエルの良さだそうだ。

「基本的に食いしん坊なので、アテと一緒に飲むのが好きです。ジャック ダニエルは許容範囲が広いから、甘いものも酸っぱいものも、なんでも合うし、香り系にまで突入できるので、楽しさが無限大ですよね」

飲み方には、安藤さん流のこだわりがある。

安藤桃子

「一人で物事を考えたい時にもジャック ダニエルを飲みます。ただし、これは父親も同じなんですが、落ち込んだときには絶対お酒を飲まないって決めているんです。酔いたいわけではなくて、楽しみたい。お酒は、飲んで心が豊かになるべきものだと思います。楽しいというのが、私にとっては大切なこと。“考える”というと、通常脳みそで“考える”というイメージがあると思うんですが、実は考える場所の半分はハート、心だと思っています。頭と心、両方で感じ、考えることが本来なのではないでしょうか」

映画監督をめざしたきっかけは、父(奥田瑛二さん)が「少女〜AN ADOLESCENT」(2001年)を監督した現場に接した時だそうだ。大人が命がけで取り組む姿を見て雷に打たれた気分になった、とする。映画に恋した安藤さんは、納得できるものを作ることを追求する。リサーチに徹底的に時間をかける。お金にならなくても中途半端で止めない。

こだわり抜いて作るから、自分が納得し、周囲に感動を与えられる。

「ジャック ダニエルが150年も長く愛されているのは、こだわり抜いて作るというその基本がブレていないからだと思います。常に変わろうとしていては、逆に進化できないのじゃないかと思います」と安藤さんは語る。

安藤桃子
安藤桃子
映画監督
1982 年東京生まれ。 高校時代よりイギリスに留学し、ロンドン大学芸術学部を次席で卒業。 その後、ニューヨークで映画作りを学び、2010 年ロンドンと東京で同時公開された『カケラ』で監督•脚本デビュー。2011 年、初の長編小説『0.5 ミリ』(幻冬舎)を出版。 また、同作を自ら監督、脚本した映画『0.5ミリ』が2014年公開。第39回報知映画賞作品賞、第69回毎日映画コンクール脚本賞、第36回ヨコハマ映画祭監督賞、第24回日本映画批評家大賞作品賞、第18回上海国際映画祭最優秀監督賞などその他多数、数々の賞を受賞する。現在、同作のロケを行った高知県に移住。
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